ここ数年スマホが普及してから首の凝りに悩む方が増えています。
スマホを操作する時にうつむいた状態で長時間操作していると後頭窩と言われる頭と首の境目が広がり、骨盤の歪みを引き起こします。
その結果本来は曲がっているはずの首の骨がまっすぐになってしまった状態(ストレートネック)になる方がかなり増えています。
まっすぐの方が良いのでは?と思いがちですが、首の骨の場合緩やかなカーブがあることによって重力による負荷を軽減するしくみなのでまっすぐなっている方がかなり負担がかかっているんです。その結果起こる症状が首こりや肩こりです。

また、椅子に浅く座り背もたれにもたれかかっている座り方も骨盤の歪みを定着させてしまいます。
俯いている時間が長いと首の後ろにある筋肉や背中にある筋肉が無理に引っ張られ、損傷や炎症が起こり首の自由がきかなくなります。
最近は食事中のスマホやお風呂、しまいにはトイレにまで持ち込み操作している方が増えているそうです。

後頭窩には迷走神経という自律神経のひとつが走っており、全身の働きに強く関係している大切な神経です。
スマホ姿勢により後頭窩が開くと迷走神経が圧迫され正常に機能できなくなってしまいます。
さらに骨盤の中にある骨盤内臓神経の働きも鈍くなり、月経不順やむくみ、冷えを引き起こします。
妊娠中の方の場合、子宮が固まってしまうので赤ちゃんが成長できなくなってしまい、陣痛が起きない可能性もあるそうです。

またスマホが体に及ぼす影響は肩こりだけでなく肩が内側に丸まってしまう猫背にもなってしまいます。
新聞や本の場合ページをめくったり他のものに手を伸ばすことで肩甲骨を動かし筋力の低下を予防できるのですが、スマホの操作は指1本のみなので筋肉が硬くなりやすい傾向にあり、筋力が低下し正しい姿勢を維持できなくなってしまいます。
猫背が体に定着してしまうと体を伸ばしたり反ったりすることが難しくなってしまいます。さらに肋骨も動きが悪くなるので呼吸がしづらくなるそうです。
猫背になると頭の重みも大きな負担になります。頭の重さは自分の体重の約10%の重さと言われており、体をまっすぐ起こしている時と首を大きく傾けている時の負荷のかかり具合が全然違います。

骨盤矯正だけをしても首が歪んだままだと再び骨盤が歪んでしまいます。
なので首と腰をセットでほぐすことを意識しましょう!