クールダウンとはウォーミングアップとは反対に、身体を冷却して運動後に適した状態にする運動です。
運動をした後は、誰でも疲れが残っていて、それに加えて運動の負荷や衝撃が身体の各部に残っています。
こうした疲労や負荷は、スポーツ障害の原因にも成りうるので、そのリスクを軽減する効果があるとされています。

クールダウンを行うことはスポーツ障害を予防する為に必要不可欠なのです。
日頃から、整骨院などの信頼できる、柔道整復師や鍼灸師などの先生方にしっかりと診てもらっておいて、こうしたリスクを少しでも回避していただきたいです。

効果と目的

クールダウンの効果や目的としては、運動により身体に溜まってしまう疲労を軽減し、身体の故障を予防することです。
多くのスポーツは、全身の筋肉をくまなく使うことは滅多になく、腕や脚など、身体の一部分の筋肉を酷使する性質を持っているといえます。

運動で酷使された部分には、疲労物質である乳酸が蓄積します。
クールダウンはこの乳酸を、運動することにより全身へ均等に配分してやり、疲労の度合いを小さくすることを目的としているのです。

しかし注意しなくてはいけないのは、クールダウンを行うことで疲労そのものを完全に無くすことではなく、疲労物質を拡散して運動で酷使した部位の疲れを軽くするということです。
そのため、十分な休息をとることも当然必要となります。

方法

ウォームアップの場合は体を少しずつ温めて、心拍数を上げながら動きを増やして行くわけですが、クールダウンの場合は逆に火照った体を少しずつ冷やし、心拍数を下げて動きを減らして行くことになります。

ですから適しているのはウォームアップと同様に、軽いランニングやウォーキング、自転車こぎなどの有酸素運動や、ストレッチなど「本格的なトレーニングと日常生活の間」という程度の運動になります。
ただし、あまり長時間行うとかえって体が疲労してしまうので、かける時間はせいぜい10分~15分といったところでしょう。

また、筋力トレーニングの場合は、ごく軽い負荷で各筋トレ種目と同じ動作を行うことも効果があります。
あとは氷などで筋肉を冷却してやりことで、乳酸の発生を抑制して筋肉痛を防止する効果が得られます。

運動を伴うクールダウンのポイントは「出来るだけゆっくりと運動する」ことで、乳酸を増やさないように運動することで血行を促進し、乳酸の拡散を進めて疲労を和らげるのが目的です。

注意点

あくまでも疲労を軽減する為の運動であるので、力を込めて行なうべきではありません。
軽く流す程度に抑えた上で、クールダウンに適した運動を行っていくのが正しいやり方と言えます。
氷や冷却剤を使って筋肉の冷却を行う際には、長時間冷やしすぎると逆に凍傷を起こしてしまうことがあるので気をつけましょう。

運動をした際に、ウォーミングアップはしていても、クールダウンはやらない人をよく見かけますが、怪我の予防という観点においては両方とも重要な要素なので、クールダウンまできっちりやるようにして、疲労を残さないようにするのが大切だと思います。

こうしたトレーニングやその効果に関しては、自力で対策し、改善していくことはなかなか難しいものです。
信頼のおける整骨院を見つけておき、日常の中で相談したいものですね。
そうして、こまめに筋肉を解きほぐしてあげるなど、積極的で根本的な体質の改善を目指してみましょう!